2001年に「荒川区で医療について語りながら楽しむ会」として始まった
「あらかわまる福プロジェクト」
このプロジェクトは、医療者が地域に根付き、地域住民の皆様と一緒にまちづくりがおこなえる医療機関を作りたいと願いながら活動してきました。
この思いをずっと抱きながら、地域のみなさんがふらっと気軽に立ち寄れる場所、さまざまな交流の場所にし、安心して暮らせることを目指しています。
日本には、なんでもみてくれるお医者さんがとても少ないと思います。専門外だと断ったりするので、患者さんからは医療機関にかかりにくいという声をずっと言われています。待ち時間が長いことや、何科にかかっていいかわからない、医師が話を聞いてくれないという不満を訴えています。真に医療機関と市民の間に信頼関係をつくるには、顔の見える関係をつくりたいと思っています。
クリニックの待合室を使って、さまざまなイベントを定期的に行っています。特に認知症予防にもなるシナプソロジー(頭と体を使う脳トレのようなエクササイズ)はとっても楽しい!・健康づくり応援倶楽部(フレイル予防)・まるっとアート(工作)・暮らしの保健室などを開催し、地域の方と患者さんが自分の居場所を得て楽しく生活できる社会の実現を目指しています。
こうしたイベントを通して、クリニックを地域のキーステーションとして認知してもらい、病気にかかった人でも、ここからさまざまな活動へ進んでいけるようにします。私たちは特にこの西尾久地区という地域に根付いて、まちづくりにも積極的にかかわっていく予定です。
この活動に対して支援してくださる方を求めています。
そして積極的に参加していただければとても嬉しいです。